top of page

【Blog】ニールズヤードのヒーリングプラネタリウム

ニールズヤードがアロマ提供しているというヒーリングプラネタリウム。

割引券を入手したので、せっかくなので体感しに行ってみました。


所は池袋サンシャインシティ内にあるコニカミノルタ・プラネタリウム満天。https://planetarium.konicaminolta.jp/manten/program/healing/spring_19/
使用されているアロマは二種類。ウーマンズバランスとレモン・オーガニック。https://www.nealsyard.co.jp/onlineshopping/item/detail.php?i_id=457&sm_id=14 https://www.nealsyard.co.jp/onlineshopping/item/detail.php?i_id=205&sm_id=15

ウーマンズバランスは名前のまま女性にフォーカスしたブレンドエッセンシャルオイル。

ローズ・オットーとゼラニウムとクラリセージその他の配合とのこと。

クラリセージの鎮静作用は吸引した後に車を運転をするなと言われるほどです。


本館手前の待合スペースですでにかすかに漂っており、

演目がはじまると香りはより一層強くなりました。

トップノートの柑橘系がやっぱり目立ちましたね。

コニカミノルタのプラネタリウムの演目は何種類かあるらしく、

その中でアロマが焚かれるのはこのヒーリングプラネタリウムだけのようです。


14時開始だったので

上映前に最寄りの中華料理屋で腹ごしらえをしてから向かったのですが、

いざ館内の照明が落とされてしまうと、これが眠くて、眠くて。


ラーメンと麻婆豆腐がちょうどいい具合に胃に収まって、

リクライニングシートに暗室に抑揚のないナレーションが相まって、

舞台装置としては最高のお膳立てなわけです。


ただ演劇とか演奏会で半眠りはさすがに失礼ですが、

ヒーリングプラネタリウムと謳ってる催しで

うつらうつら鑑賞するのは正しいリアクションと言えるのかもしれませんね。


プラネタリウム自体が久しぶりだったのですが

嗅覚へのアプローチという演出はとても効果的だと思いました。

雰囲気への導入が捗ります。

3Dの立体映画とか席が揺れたりとか応援上映なんてアトラクションもあるくらいですし、

こうした感覚に訴えるエンターテインメントはおもしろい試みですね。


星にまつわる深遠なテーマは心躍るものがありましたが、

私にとってそれは地球外生命体とか、住める惑星とかのサイエンスな話であって、

星座や神話の世界のロマンチックな話には醒め気味なことを鑑みると、

つくづく星やアロマは女性受けするモチーフなのかなと思いました。


以前、お店にいらしたフェミニン系の男性のお客様の話。


私「私がよく行くアロマ用品のお店では、男性の店員さんが毎日一人は常駐するよう決まってるみたいですよ」

お客様「それは男性と女性で感じるアロマの種類が違うからですか?」


という遣り取りを思い出しました。


私は男性の客層にも対応できるようにするためかなと、商業目線で考えてしまったのですが

そのお客様の仰ってることがまさしく真理のような気がして

ハッとさせられました。


男性と女性で感じるアロマの違い。

考え方の違い。

ものの捉え方の違い。

目の付け所の違い。


脳を伝う芳香物質という名の電気信号。

描かれる星座の軌跡。

プラネタリウムという切り口で、

本業のアロマについての見え方も少し変わってきそうです。

Comments


bottom of page